独立起業=事業を始める為に!

独立し事業を始める為には、必ず会社(法人)が必要というわけではありません。

株式会社・合資会社・合名会社という形態を法人と言い、法人形態を取らずに個人として事業を行なう場合の事を個人事業主と言います。

法人の場合には、設立時に資本金が必要となりますが個人の場合は資本金の必要はありません。

個人事業主設立と法人設立の違い

個人事業主として事業を開始する場合には、初期の1年目では特に届け出は必要なく、そのまま事業を始める事ができます。
法人の場合には、まず初めに法務局へ会社設立登の申請を行ないます。
申請後、管轄税務署や都道府県・市区町村へ開業の届け出を行ないます。
労働保険に関しては、労働基準監督署とハローワークへ届け出を行ないます。
社会保険に関しては、年金事務所に届け出を行ないます。

個人事業主と法人の税金

法人会社の場合、税金(法人税や消費税など)は決算後に納税します。
たとえば、4月に設立した法人会社は、3月末決算となり、5月に納税を行ないます。
※あくまでも一例です。
個人事業主の場合には、決算期というものが一律12月末と決められており、3月の確定申告により納税を行ないます。
他にも、個人事業主と法人会社では税金の申告・納税方法や給与形態が異なります。
2年目以降は、1年目の売上(所得)に応じて、事業をおこなっている事務所(自宅でも可)となる現住所の管轄の税務署で確定申告を行ないます。

「収支計画や税金」

収支計画

事業を始めると、売上が発生し、それに伴い仕入れや経費などが発生してきます。
この売上=収入、仕入・経費=支出をしっかりと管理しなければ、売上はあるが、支払いが多くて現金が無いなどの資金ショートが発生しかねません。 収支管理は大切な事業継続・会社経営の業務です。

主な税金や保険料

【法人】
法人税・復興特別法人税・法人住民税(都道府県税・市区町村税)法人事業税・地方法人特別税・消費税・印紙税・登録免許税・所得税・固定資産税・雇用保険・社会保険など

【個人事業】
所得税・個人事業税・住民税・消費税など

※上記税金は、全ての法人・個人事業に掛かってくる税金ではありません。
独立起業相談をおこなっております。
申告方法がわからない方や日々の業務が忙しく時間がない方などは、一度お気軽にご相談ください。